目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか?
播磨早苗 PHP研究所 2004年初版
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「会話によって相手の優れた能力を引き出しながら、前進をサポートし、自発的に行動することを促すコミュニケーションスキル」
コーチングとは、人生全般に通じるものだと思った。
日常的に使えるスキル。
ただ、友人や親との会話で使うとたまにはいいが、毎回だとこっちが疲れそう。
ーまず、相手が自然に話したくなるような、一緒にいたい人になる。
ー人を信じることから始めること。
ー相手の100%味方になる。=ともに存在する。相手のために、相手の話したいことを聴く。
ー相手を主人公にして言い換えて上げる。否定しない、遮らない、鏡になる。
ーコミュニケーションは、完結させる。=相手に受け入れたと思わせる。=復唱のスキルは有効。
ー自分がどう感じているかというIメッセージを発信すること。
ー相手の中に常に答えがある、意見を押し付けない。質問の形をした意見は偽物の意見。相手の話を促す質問をする。5W1H。
ーアドバイスを求めているときに、他人の過去の長々した経験など誰も聞きたくない。
時々、コーチングを勘違いしている人がいる。
答えに窮する人に、あくまで答えさせようと圧力をかけ続けるのはただのいじめだ。
経験が浅くわからないときはティーチングしてあげる必要がある。
どこが悪いかを先に言うのも時には必要だ。
そしてコーチングしているつもりで部下から答えが出てこない人は、部下との良い関係性が築けていないと思う。